経理担当の忙しい時期がやってきた
経理とは
私は経理関係の事務職でパートとして働いています。
経理とは、簡単に言えば会社のお金の管理をしている部署になります。
会社では、経営のために仕入れや経費、販売など、利益を生み出すためにいろいろなお金の動きがあります。
そのキャッシュフローを管理しているのが経理の役割です。
収入と支出、その収支を目で見えるように数値化して正しく管理することを任されています。
実際に何をするかというと、日々の売上管理や仕入管理から、従業員の給与や保険、税金の計算、決算書作成まで、お金に関することはほぼ全て携わっていると思います。
経理の仕事内容
経理の仕事は、大きく月次と年次の業務があり、月次業務は入金確認、支払い、給与や保険料の計算、請求書の発行をしています。
年次業務では、決算処理、法人税や消費税の処理、賞与計算から年末調整までバタバタとこなしています。
経理の仕事はコンスタントではなく、混み具合にばらつきがあります。
ただ、月次業務と年次業務を並行させますので、内容によっては定期的に忙しくなります。
経理が忙しい時期について
上半期(4~9月)の経理のスケジュールは、4月から新年度となり、3月末の決算処理が始まりますので、2ヶ月後の5月末に決算申告をして、その前に納税準備をしていきます。
決算申告終了して6月には、住民税の特別徴収税額の対応をして、8月は落ち着く時期ですが、上半期が終わる9月には中間決算書を作成します。
下半期(10~3月)の経理は、10月は中間決算がなければ比較的ゆったりしていて、11月から年末調整準備、12月には年末調整をしなければいけませんのでこれがなかなか複雑で悩ましい時期となります。
1月も法定調書合計表作成、償却資産申告書の提出といった税金関係の業務に追われます。
これらのスケジュールを踏まえると、経理が忙しくなるのは決算処理がある3~5月と、保険関係の申告期限がある7月、年末調整の業務が12~1月、通年この時期が繁忙期にあたります。