保育士を目指す息子の話
次男が保育士を目指しています
私には2人の息子がいます。長男は既に社会に出て頑張っています。次男は、保育士を目指して現在大学に通っています。今日は、次男が目指している保育士について書き綴ろうと思います。
次男は、もともと優しい子なので周囲からの印象も良く、近隣の子どもから遊ぼうといわれる程とても親しみやすい存在です。そのことがきっかけかはわかりませんが、進路では保育士を目指すようになり、大学も保育士免許を取得できる大学へ通っています。
その一方で、以前から男性保育士は少ないという声をちょくちょく聞いていたので、男性保育士の仕事に興味があり調べてみました。
男性保育士のメリットとは
保育士といえば、優しい女性をイメージする人は多いのではないでしょうか。現実的にも、保育士業界では女性の割合がほとんどを占めているそうで、国も2017年から男性保育士の雇用率を増やすよう計画を発表しています。一方で、女児をもつ保護者から男性保育士にお世話をしてほしくないという声もあり、様々な議論になっているみたいです。
男性保育士と女性保育士では、仕事の役割が異なるのではないかと私は思っています。「お父さん」や「お母さん」がいるように、女性だけですべての世話役を担うのは大変だと思います。男性の場合、女性と比べて力仕事がしやすいので、例えば重たい荷物を運ぶときや運動会の準備などでも力を発揮できます。
それから、男性は女性よりも機械について詳しい人が多いのではないかと思っています。もし、パソコンからの書類整理や電気関係でのトラブルが発生しても解決しやすいですし、これって男性保育士にとって大きな強みにもなりますよね。
今後の将来性
現在、まだ男性保育士の人口は少ないようですが、需要自体は高くなっているみたいですね。保育士さんの求人サイトなどで実際にしらべてみても、男性を積極的に採用してる保育施設が増えてます。
実際、父子家庭のように、お父さんが仕事に忙しく子どもとのコミュニケーションがなかなかうまくいかずに悩んでいる人も多いと思います。また、園児の中には、お父さんの存在を必要としている子も少なくありません。そんな時に、男性保育士という「お父さん」みたいな頼りがいのある存在は、実際のお父さんにとって子どもの様子を知ることやコミュニケーションの方法について相談しやすく、子どもにとっても偏った見方をせずに済むのではないかと思っています。
こうした、子どもの心理面や生活上のサポートを考えると男性保育士のニーズはこれから増えていくのではないかと予想できます。女性保育士さんにいいづらくても、男性保育士さんになら気軽に話せることなど男性ならではの仕事があるはずです。
保育士のすべてが女性だと職業差別になってしまいますし、男性保育士として目指している私の息子を応援していますので、今後男性保育士の人口を増やすよう国も力を入れてほしいと思っています。