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エンディングノートを書く

エンディングノートを買いました

エンディングノートとは

終活のテーマでも簡単に説明していますが、エンディングノートとは、最期に残す覚書です。
自分の意志や、残された家族に伝えたいことを記したノートになります。
エンディングノートって完全に英語だと思っていたら、これも和製英語だそうですよ。
海外の方に言う機会はなさそうですが。

最近では市販のエンディングノートも増えているらしいので、終活について興味を持つ人、実際にエンディングノートを書く人がいるという証ですね。
このエンディングノート、遺言書とどう違うのでしょうか?
両方共残された家族、知人に向けて伝えたい内容ではありますが、遺言書は法的に効力がありますが、エンディングノートは法的には何の効力もありません。
また、エンディングノートの内容は自由で、思ったままに書き記すことが可能です。

エンディングノートの選び方

エンディングノートに定められた規格などは存在しないので、結局は「どれでもいい」らしいです。
自分の好みのもの、安いものを選んでおけば良いと思います。

エンディングノートに書く項目ですが、おおよそ決まっていますが、付け足したいことがあれば自由に足していきましょう。
まずは自分のこと(生年月日・家系図・学歴など)、家族や関係者(続柄・住所・電話番号・葬儀の告知をするかどうか)、介護や治療(告知、延命治療の希望、臓器提供など)、財産、葬式とお墓、遺言、メッセージ、パソコンやアカウント情報(メールやデータ消去)などになります。
なお、遺言についてはエンディングノートに書いたものは法的効果がありません!
しつこいようですが注意してください!

エンディングノートは、かしこまって書く必要はないように感じます。
書く内容については慎重に考えないといけないし、準備に時間もかかりますが、エンディングノートの良いところはその気軽さです。
何度も書き直すこともできますので、まずは頭の中を整理する上でも色々と書き始めることが大切です。

エンディングノートを書くメリット

遺言書みたいな法的効力もないのに、エンディングノートを書く意味ってあるの?
そう疑問に思う方もおられるでしょう。

エンディングノートを残すメリットとは、急に本人が亡くなって、あれはどこだ、これは何?お墓はどうしよう、というふうに、家族が慌てふためく負担を減らせることです。
また、残された家族へのメッセージや感謝の気持ちも残せますので、家族が故人を失った悲しみを癒やしてくれる効果もあるはずです。

生前照れくさくて言えなかった言葉も、エンディングノートなら文字にして残すことができます。
いつお迎えが来るか誰にも分かりません。
日頃伝えきれていない言葉があるなら、エンディングノートにササッと書いておくのも良いと思いますよ。